Telemark 3-Pin Binding

先シーズンの終盤にひっそりと本社サイトで追加された商品のご紹介です。

Telemark 3-Pin Binding

Voile 201 Telemark 3-Pin Binding – strands (strandsgear.com)

見た目がHD3PINとほぼ同じに見えますが、コバの高さが14-15mmのブーツに対応した3pinのビンディングになります。

エクスカーションのコバが18mmなので、革靴用ということでしょう。

HD3PINで革靴を使用することももちろん可能なのですが、コバが薄い革靴を使用した場合に遊びが出て3ピンの穴が広がってしまうこともあり、そういった道具をお使いのテレマーカーにはぴったりの商品になります。

日本でもブルーモリスさんや富山のマンゾクさんオリジナルの細板が今シーズンから本格展開されるようですが、アメリカでもそんなブームが静かに沸き起こっているのでしょうか。

Voile&ZAGグラフィックチェンジ

Voile及びZAGともに11月中旬以降順次入荷予定となっております。

もう少々お待ち下さい。

さて、VoileについてはDrifter、Mantiを除くハイパーシリーズがグラフィックチェンジ、ZAGについては創業20周年ということで全モデルグラフィックチェンジとなりました。

詳細は商品ページをご参照ください。

今年は例年に比べて供給があまりよくなく、既に店頭在庫のみのモデルもあります。気になるモデルについては早めにお店にお問い合わせください。

Skyline splitboard

久しぶりにスプリットボードのニューモデルが追加されました。

Voile Skyline Splitboard – strands (strandsgear.com)

トップまでしっかりとサイドウォールの入ったモデルになっています。

芯材はポローニャなので軽量です。

同サイズのRevelatorと比較すると、サイドカーブが大きく有効エッジも長め、ノーズの立ち上がりは早いですが高さは抑えめ、一方でテールのロッカーは控え目となっています。

Voile Revelator Splitboard – strands (strandsgear.com)

また、もう一つの特徴は新しいフック。

斜めにセットされていることで縦横両方の剛性を高めています。

コンセプトとしてソリッドボードのような剛性感の板ということなので、走破性を重視したモデルと言えるでしょう。Revelatorと2本持っているといろいろとフィールドの選択肢も広がりそうです。

ちなみに生産が遅れていたせいで既にこれだけ航空便で先に届いています。

やっぱり新しい板が出ると楽しみですね。

PIKA/OAZOブレーキの変更

PIKA,OAZOのブレーキの仕様が変更されました。正確にはブレーキの仕様変更、というよりヒールベースのプレートから変更されているのでビンディングそのものもマイナーチェンジになります。

今回の変更によりOAZOでもブレーキが使用できるようになります。

DSC_0307

従来よりもシンプルな構造になりました。

ブレーキは共用となりますが、OAZOはあくまで開放値が8まで、ベースプレートの幅も細い軽量なツーリングモデルです。あまり太い板での使用は推奨しませんので、その辺はお店とも相談しつつどちらのビンディングを選択するかご検討ください。

TTS魔改造

さて、新製品のご紹介の前にご連絡ですが、22/23シーズンはTTSは一旦お休みです。

Voile本社サイトでは販売されていますが、在庫分を販売したらそれで一旦終了です。弊社でもあと1台STIFFが残ってるだけです。

現在moonlight mountain gearと共同でステップインタイプを開発中とのことで、早ければ来シーズンには再登場するかもしれません。

気長にお待ち下さい。

そんな中、昨シーズン中にネタだけ仕込んでいたのですが、そもそも正規代理店が改造とかしていいのかあれこれ考えていたため紹介するのを躊躇していましたが、もう廃盤商品なので小ネタとしてご紹介します。TTSのステップイン化です。

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写真はTTSのトゥーパーツの部品です。一番下が純正トゥーピース、その上がPLUMのテックのトゥーピース、一番上がTTSのベースプレート。で、その間にあるパーツがポイントです。

このPLUM製プレートが何かというと、スプリットボードをハードブーツで使用する際、ウォークモード時の金具(ツーリングブラケット)をテックビンディングに載せ替えするためのプレートです。なんのこっちゃ、という感じかと思いますが、TTSのベースプレートとテックの間にこのプレートを噛ますとこうなります。

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TTSのトゥーピースはVOILEのスプリットボードのハードブーツ用のビンディングと共通の規格で作られています。よって純正のテックピンを乗せるための3穴はスプリットボードの規格です。テック側の4穴はディナフィットのラディカルなどと同じ規格なので、PLUM以外のビンディングでもいけるはずです。ただしネジの径や頭の形などが適合するかまでは確認していません。

んで、誤解放とかあって怪我人出たら嫌だなーと思って某ガイドさんにテストを頼んでいたのですが、自分が早々にシーズンアウトしてしまったので貸したことも忘れてました。

ちなみにそのガイドさんも大分気に入ったようで、全然板返してくれないし、連休明けの東北とかでも使いまくったりとやりたい放題だった模様。板はギタギタみたいです。

今更届いたレビューも高評価でした。以下、

「テックTTSビンディングは、今まで自分が使用してきたBD O1ビンディングより剛性が高く、エッジングは75㎜のそれではなくNTNのビンディングらしい強さです。 昨年春のザラメ雪の急斜面(白馬鑓大出原、立山獅子岳、石転び沢など)もまったく不安無く滑る事が出来ました。つま先のテック部分もかなり滑り込みましたが誤開放などなし! パウダーの時期に使っていないので確証はありませんが、NTNにある土踏まず部分の雪詰まりなどは構造上起こらないのでトラブルが少ないと思います。 今までのTTSの問題だった、急斜面でのスキーの脱ぎ履きは解消され、普通のテックビンディングと同じ感覚です。ただヒールレバーを起こす手間は残ってますが・・。 また、ハイク時にトゥピースのレバーとの干渉は全くありません。 踵の引き具合は、自分の体重(57kg)だと一番弱い設定で十分でした。よりパワー・体重がある人は強い設定で良いと思います。」

ということでした。サンキューマモさん。

こちらのプレート、ほんのすこしだけ持ってますので、興味ある方はお店にお問い合わせください。ただしあくまで改造ですよ、ということはご了承下さい。

22/23商品情報アップデート

22/23シーズンの商品情報をアップデートしました。各商品の情報については今後随時アップしていきたいと思います。

・PLUM

PIKA、OAZOのブレーキシステムがアップデートされています。

・ZAG

全モデルグラフィックチェンジ

・VOILE

1.ハイパースキーシリーズのグラフィックチェンジ

2.Skyline splitboard登場

3.スプリットボード用145mmスキン追加

4.革靴用の3ピンビンディング追加

また、昨今の情勢に伴ってビンディング類など1割ほど値上げをさせて頂いております。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。

なお、VOILEのスキー、スプリットボード、ZAG、PLUMの値上げは行いません。