26/27 VOILE UPDATE

販売店様からのオーダーも概ね済んだタイミングになってしまいましたが、来季のボレーのアップデート情報をお知らせします。

1.値上げ

まずは嫌なことから始めましょう。ボレーからの卸値の値上げに伴い、日本での販売価格を全体に上げます(ウェブサイトの価格更新はスキーのグラフィックが確定してからになります)。

板+5000円、TTS+4000円、スイッチバック+3000円、3ピン関係+1000~2000円、というのが主な値上げになります。

3pinハードワイヤーは価格据え置きにしました。スイッチバックがちょっと高くなってしまったので、歩行モードがいらないという方には改めて3pinハードワイヤーをオススメします。3pinハードワイヤーはウロコ板との相性の良さ、ピボットがスイッチバックよりも後ろにあることによる滑り剛性の高さなど、もっと見直されてよいビンディングだと思います。

諸々情勢も厳しくご理解ください。選挙に行きましょう。

2.グラフィックチェンジ

スキー、スノーボードともにグラフィックチェンジです。スキーのグラフィックが一部だけ決まっていますので、その分だけチラ見せします。ただしまだ変更の可能性有りです。

細かいことですが、ウルトラベクター>ベクター、スーパーチャージャー>チャージャー、に名称変更です。また、ミリタリーホワイトは廃盤になります。

3.スノーボードアップデート

スパルタン以外はチャンネルシステムから2*4の一般的なインターフェース仕様になります。

これはポローニャ+カーボングラスファイバーのシートにチャンネルシステムを合わせると足元が硬くなることから、フレックスをマイルドにするためのアップデートになります。

なお、スパルタンアセントとリベレーターBCは廃盤、今後パックは付属しません。

また、サイドウォール付きのリベレーターPROが追加になります。

3.新商品

スイッチバックケーブルとTTS用120mmクランポンが追加されます。

スイッチバックケーブルはボレーのyoutubeの中で紹介されていた商品で、スイッチバックのハードワイヤーをケーブルに置き換えた革靴用のビンディングです。価格は48,000円と抑えました。

スイッチバックの代わりにいいとも言えますが、T2エコあたりと組み合わせてガンガン踵を上げるとケーブルが伸びてそのうちスッポ抜けると思います。

また、革靴にしてもスイッチバックのコバ高21mmなので、コバの薄いアルピナのような革靴とは相性がよくありません。

ピボット位置も前で、3ピンの押さえもありませんから、3pinケーブルよりも剛性の弱いビンディングと思ってください。クリスピーのSvartisen、T4などと組み合わせて、緩傾斜で大きな弧のターンを楽しむためのビンディングです。

最後に、ビンディングの取り付けについてお願いです。

今までホームページ上で触れていたのですが、最近ビンディングの種類も増え、靴の剛性も高いものが出ているので、改めての注意喚起とさせて頂きます。

まず、インビス加工は一切補償の対象外となります。
また、VOILEのハイパーシリーズ、ZAGのUBACについては予てからアナウンスしている通り、「テレマーク非推奨」です。ちなみにVOILE、ZAGともにブランドとしては「保証の対象外」と謳っています。

非推奨の理由はどちらのモデルも軽量なポローニャ(桐)の芯材を使っているからです。

昔からスキーをやっている人なら桐芯材がどれだけ弱いかということをよくご存知だと思います。(名品ディナスターイエティには”コブは滑っちゃだめ”と書かれていました。年がバレますな)。

テレマーク禁止にするかどうかは個別のスキーの構造と各社の方針によりますが、軽い芯材はデリケートだということはご認識ください。

いきなり折れたり、ビスが抜けたりということは無くても、スキーキャリアに乗っけて運転しているだけで振動でビスが緩んだりします。ポジドライバーがあればチェックできるので、たまにネジは自分で締めましょう。これはATでも同じです。

何がどこまでダメかということはあえて曖昧にしていますので、取り付けに際してはご自身の体重や滑り方、ブーツ、ビンディング、板の組み合わせを専門店に相談した上で慎重に道具の選択をしてください。

来季のアレとかはビンディングとしては作りがいいなーとは思うのですが、ちょっと剛性が強すぎるし、ピボットとビスの位置関係がアレなので、うちのツアー板には禁止にさせてもらってます。

エルニーニョ予報も出始めて来季もいろいろ心配ですが、パウダーにばかり楽しみを求めなければ日本はいろいろ楽しめるいい国です(なんのこっちゃ)。

来年はエンデバーの3ピンケーブルやエクスプロア試乗機も用意していきますので、是非雪上でお会いしましょう。

26/27 ZAG

来季のZAGについてご紹介します。

ざっと、こんな感じです。

・カービングモデルAROCの追加

・SLAPは104の一時的なドロップ、98>100へ、92と112はグラフィックチェンジ

・UBACはグラフィックチェンジ、108>110へ。

・ヘルメット追加(ストックは来季ありません)

・価格ちょっとUP

詳細についてはこちらの資料をご参照ください。

UBAC108>110はスペック的には大きな変更はありません。一部でもう少し太いのが、という要望があったための変更です。

SLAPですが、既に公式のSNSでも出ている通り、27/28に向けて大幅な変更があります。

ラインナップとしては、95,100,105,110となります。これに先駆けてS100だけローンチしますが、スペック的には現行の98と同じです。

問題は104でして、モールド破損により来季は作れません。S104LITEも同様です。

S104LITEは今季のUBACの原型ともなった軽快なツインチップツアーモデルで、とても評価が高いだけにちょっと残念です。

来来季のS105に期待しましょう。

好評なMATAはグラフィックが2種類、サイズレンジも少し変わります。AROCはMATAよりフレックス硬めのカービングモデル。

92と100はグラフィック2種類。112は176cmの設定が無くなります。104は来来季に105として復活。

110は108とほぼ同じスペックです。個人的に今季108をずっと山で使用していましたが、軽さと滑走性能のバランスが抜群で、ここ数年で一番しっくりくるモデルでした。

PLUM NEW

今シーズンよりPLUMのビンディングが一新されています。

KAIRN(ケルン)、SERAK(セラック)、R.World cupをご紹介します。

KAIRN – strands

SERAK 8 – strands

R WORLD CUP – strands

大きな変更点の一つとして、トゥピースの構造が変更されています。

左が現行のOAZO、右がKAIRN、従来露出していたトゥピースの動きを制御するピンとバネがレバー内部に内蔵されました。全体的に操作性が向上しています。R.World cupを初めとしたレースビンディングも全てこの構造です。

ツーリングモデルのKAIRN,SERAKについてはヒールの構造が大幅に変更されています。

最大の特徴はベースにスプリングが内蔵され、板がたわんだ際に4mm後方にスライドするようになっています。

4mmのクリアランスが必要なのはそのままなのでいわゆる前圧モデルとは違いますが、最大8mm後方に余裕が出たことで板のたわみを損なわず、誤開放を防ぐことにもつながります。

また、写真では分かりづらいのですが、ベースプレートはアルミではなく樹脂(POMC)の削り出しになります。

アルミのプレートはダイレクト感はあるのですが、固い斜面などでは振動がそのまま伝わってしまうというデメリットもあります。これまでよりもマイルドな乗り味になるでしょう。

ライザーについてはKAIRNは2段式、SERAKはOAZOと同じ構造の2段式で、ストッパーは90-110mmの別売りになります。

この円安でどこのブランドのビンディングも価格が高騰し、PLUMも相対的に普通の価格になってきました。

軽量、シンプル、高剛性なビンディングをこの機会にご検討ください。

現在サンプルを白馬のラッピーに置かせて頂いています。

25/26 Voile&PLUM

来季VOILEは大きな変更はありません。

アメリカの関税が世間を賑わせていますが、VOILEはほぼ自社生産であるのと、一部ヨーロッパとアジアから資材を調達していますが、影響は軽微のため価格もスライドです。

スライドと言いつつ、スプリットボードのビンディングと130mmスキンは値下げします。

ライトスピード、130mmスキン、スパルタンの組み合わせだと税抜きで19万円弱になりますので、有名メーカーのスプリット1本より安くなります。

試してみたいかたは白馬OPや北海道のめぐみ雪さんのガイドツアーに申し込んで貰えれば試せます。もうシーズン終わってしまいますが。

スキーについてはMANTIにACEが出ます。

ハイパーシリーズはグラフィックチェンジです。下記のようにノーマルと同様な感じのグラフィックになります。

また、201テレマーク3ピンをアップデートして、Alpina Alaska 75mmに合うようにコバが少々低くなります。これにケーブルタイプも追加されます。

こんな時代ですが、VOILEは引き続きテレマークに注力しています。

PLUMはいろいろ変更です。

レースビンディングはステップインがしやすいようにアップデートされます。

ツアーモデルですが、PIKAが廃盤となって2モデルが追加されます。

SERAC(セラック)とKAIRN(ケルン)です。

現行のKARIBOUがトゥピースにバネを仕込んで4mm前方にスライドすることで板のたわみを損なわないシステムになっていますが、これをヒールピース側に設定しました。

クリアランス4mm+バネで4mm後方にずれるので、計8mmの余裕があることになります。

個人的にはKAIRNは待ち望んでいたモデルです。2段のヒールライザーに前圧と同等のシステムを搭載し、高剛性かつ軽量なモデルに仕上がっています。

ブレーキも現行のPIKA、OAZOと同様のモデルなので、トラブルも少ないでしょう。

Mythbuster:キャップの話

Voileのブログにキャップ構造に関する投稿が載っていましたので、ざっとご紹介します。

Cap Construction Myths Busted: Why Cap Contends – Voile

Cap Construction Myths Busted: Why Cap Contends
キャップ構造に関する神話を打ち砕く。なぜキャップはこんなに悪く言われるのか。


For years, the ski and board community has clung to outdated ideas about cap construction, stuck in the past when foam-core skis gave it a bad name. But times have changed, and so has the tech.The truth? Cap construction—when done right—creates skis and boards that are light, durable, and perform just as well as traditional sidewall construction.The issue? Most people first experience cap construction on budget rental skis and boards that neither ride well nor hold up to aggressive riding. This is why we’re here to take on the 3 biggest myths about cap construction to prove that it’s more than capable in any terrain.

何年もの間スキーやボードコミュニティーはキャップ構造に関する時代錯誤の考えに囚われてきた。それはすなわちかつてのフォームコアと同等のものと捉えていたからだ。しかし時代とともに技術も変わった。キャップ構造は適切に作られる限りにおいて、軽量で耐久性があり、かつサイドウォール構造(あえてサンドウィッチとは言いません)と同等のパフォーマンスを発揮するのだ。問題はどこにあるかというと、ほとんどの人は初めてスキーやスノーボードを行う際に安いキャップの板をレンタルする。そうした板は大体乗り味も良くないし、アグレッシブな滑りにも対応できないものだ。以下にキャップ構造に関する3つの神話を取り上げ、同時にキャップ構造がどんな斜面にも対応できるということを証明してみせよう。

Myth: Cap Construction is Cheap
Fact: Choosing cap construction isn’t about cutting costs—it’s about cutting weight.
The idea that cap construction is a budget option comes from mass-produced beginner skis and snowboards that used cheap materials and poor build quality. But Voile’s cap construction isn’t built that way.

We design our skis and splitboards with:

Full wood cores for strength and longevity
Fiberglass mounting patches to reinforce key stress points
Triaxial fiberglass for torsional stiffness and durability
Carbon weave reinforcement (except on the Spartan Splitboard, which ditches carbon for a more forgiving flex)

Pouring epoxy over a full wood core and fiberglass mounting patches during the layup process.
In fact, our cap construction skis and boards are lighter, just as strong, and perform better in the backcountry than many sidewall options on the market. If we were just trying to save money, we wouldn’t also build high-performance sidewall skis and boards—like the 2x Blister Best of Test-winning Skyline Splitboard and Backcountry Magazine Award-winning ACE skis. We know how to build sidewall gear—we just believe cap construction works really well when it comes to touring.

While other brands try to shave weight by thinning materials or compromising downhill performance, our cap construction keeps Voile skis and splitboards lightweight without sacrificing strength. It’s a performance-driven choice—not a cost-cutting one.

神話:キャップ構造は安い
事実:キャップ構造を選択する理由はコストではなく、軽量さである

キャップ構造が予算の理由で採用されるという考えは、安価な材料と工程によって大量生産される初心者向けのスキーやボードから生まれている。一方、Voileのスキーやボードはそのような考えでは作られていない。

Voileは以下のような考えでスキーとスノーボードをデザインしている。

・強度と耐久性を実現するウッドコア
・足元強化するためのグラスファイバーパッチ
・トーションと耐久性強化のための3軸のグラスファイバー
・(グラスファイバーに)カーボンを織り込むことでの補強(スパルタンにはカーボンは使用していません)
・各層を重ねていく段階でウッドコアとパッチにエポキシを塗り重ねて強化

これによりVOILEのスキーやスノーボードはバックカントリーにおいて他のサイドウォールの板よりも軽く、同様に強度があり、より使いやすくなっている。もしVoileが単純にコスト問題でキャップを選択しているのであれば、わざわざSkylineやAceといった板を作ったりはしない。我々はツーリングにおいてのキャップの優位性を信じているからこそキャップを選択しているのだ。

Myth: Cap Construction is not Durable
Fact: Voile cap construction skis and splitboards are built to take a beating.
Why Voile Cap Construction Holds Up:
Materials Matter – Unlike the foam-core cap skis of the ‘90s, Voile skis and splitboards use full wood cores—the same high-quality materials found in top-tier sidewall options. This means they have the same structural integrity and durability as any premium ski or splitboard on the market.
Stronger by Design – Cap construction wraps the top layer seamlessly over the core, reducing the chances of sidewall blowouts, which are a common failure point in sidewall boards when they take direct impacts. This design helps disperse impact forces evenly instead of concentrating them at the edges, preventing delamination.
Real-World Testing – Our team and riders like Aaron D have pushed Voile splitboards through some of the gnarliest terrain imaginable. From technical descents in remote ranges to long, grueling approaches where every ounce matters, our cap construction boards have proven their durability season after season.

Bottom line? Voile’s cap construction isn’t just durable—it’s built for the demands of serious backcountry riding.

神話:キャップ構造は耐久性がない
事実:Voileのキャップ構造は徹底的に強いのだ!

なぜVoileのキャップ構造は強いのか?以下に説明する。

素材:フォームコアではなく、他のサイドウォールの板の同様、ウッドコアを使用している。
耐久性のあるデザイン:キャップ構造はコアから上層までを完全に覆っている。これによりサイドウォールの破壊を防ぎ、エッジへのダメージを分散し、剥離を防いでいる。
様々な環境でのテスト:VチームのAaron Dはこれまでも極めて困難な状況下でVoileのスプリットボードを使用してきた。長いアプローチを経て、テクニカルな滑走を何シーズンにもわたって行ってきたが、Voileのスプリットボードはその耐久性を証明している。
(アーロンさんのインタビューは原文をご参照ください。ベンチャーとかジョーンズより軽いのに耐久性もあって反応も良くって、TGRの撮影でもご機嫌だぜ!みたいな内容です)

Myth: Cap Skis and Boards don’t perform well
Fact: the performance of any ski (cap or sidewall) is more about what’s under the hood.
If cap construction really couldn’t handle technical descents, steep lines, or variable conditions, we wouldn’t still be making it. And yet, year after year, Voile cap construction skis and splitboards continue to deliver top-tier downhill performance—while being lighter and more efficient on the uphill.

What Makes Voile Cap Construction Perform?
Precision Flex Patterns – Engineered for responsiveness and stability, giving you control in all conditions.
Balanced Torsional Stiffness – Delivers a smooth, predictable ride with the power to hold an edge when you need it most.
Seamless Energy Transfer – With no abrupt sidewall transition, cap construction creates a fluid, natural flex for consistent response throughout the ski or board.
Whether you’re navigating technical chutes, slashing through powder, or carving on firm snow, Voile cap construction delivers. At the end of the day, performance is about design and execution—not whether a board has cap or sidewall construction. And when it comes to backcountry riding, Voile’s cap construction proves itself where it matters most: in the mountains.

神話:キャップは乗り味が悪い
事実:板の性能はキャップかサイドウォールかの構造ではなく、足元の構造に左右される

もし本当にキャップ構造の板が難しい斜面をコントロールできないなら、Voileはとっくに作るのを止めている。事実は全く逆であり、Voileは何年もの間、優れたダウンヒル性能と軽量で効率的なアップヒル性能を持つキャップの板を作り続けている。

何故Voileのキャップ構造は優秀なのか?以下に説明する。
正確なフレックス:レスポンスと安定性を追求した構造により、どのようなコンディションでも滑走可能。
バランスのいいトーション:エッジに的確にパワーを伝え、スムーズな乗り味を実現。
シームレスなパワー伝達:サイドウォールが無いことにより、滑らかで自然なフレックス感を得ることが可能。
Voileのキャップ構造はテクニカルなシュートでもパウダーランでも、硬い斜面のカービングでも力を発揮する。
詰まるところ問題はキャップかサイドウォールか、ではなく、デザインとそれがもたらす結果である。Voileのキャップ構造はバックカントリーでこそその真価を発揮するのだ。

We Get It—Preferences Matter
And hey, we get it—riders have preferences. That’s why we offer a full-sidewall board (the Skyline) and hybrid-sidewall skis (the ACE series). While cap construction can go toe-to-toe with these other build styles, it does offer a different feel.

We’re not here to tell you cap is better than sidewall or hybrid construction—we’re just saying it’s on par, and there’s a good chance it’s exactly what you’ve been looking for. Every rider is different, and we respect that. But what we do know? Cap construction isn’t going anywhere—because it works.

Try It Yourself
Cap construction has been misunderstood for too long. But the reality is simple: when done right, it delivers lightweight efficiency, durability, and top-tier performance in the backcountry.

もちろん好みの問題はある。
滑り手には好みがあるから、Voileでもサイドウォールの板を作っている。実際、乗り味は変わってくる。

我々が言いたいのはキャップがサイドウォールやセミキャップより優れているということではなく、これも一つの選択肢である、ということだ。好みはひとそれぞれで、それは尊重している。しかしキャップ構造が無くなることはない、なぜなら優れているからだ。

是非試してみてください。キャップは長いこと誤解されてきた。しかし事実は単純、正しく作られれば、軽く、効率的で、耐久性もパフォーマンスも優れたバックカントリーに最適な道具となる。

2526UBACフルモデルチェンジ

来季約10年振りにUBACがフルモデルチェンジとなります。

コアもシェイプも全部変わります。

コアは今季のSLAP Liteと同じ、ポプラ&ポローニャミックスにカーボン&グラスファイバーのシートを組み合わせています。ノーマルSLAPよりもポローニャの割合が多い感じです。

一応セミキャップと言っていますが、現行モデルと違い、トップとテールにも、うすーくサイドウォールは入っています。

サイドカーブは現行モデルより大きく、キャンバーとロッカーは控えめに、足元は柔らかくトップとテールを固めに仕上げ、現行の乗りやすさはそのままにエッジグリップを強化し、高速域での安定性を強化しています。

重量についてはモデルにより現行から100gほど重くなっています。

modelweight24/25weight2526
UBAC89176cm/1.35kg176cm/1.3kg
UBAC95178cm/1.42kg178cm/1.43kg
UBAC102176cm/1.45kg175cm/1.51kg
UBAC112/108176cm/1.49kg173cm/1.64kg

来季で無くなってしまう112と新たに出る108との差が顕著です。

現行の112はこの太さではマーケットで最も軽い部類の板であり、柔らかく操作性のいい板です。一方、108はかなり走破性重視の剛性の高いモデルで、全然性格の違う板となっています。

ざっとスペックの説明はここまでにしておきます。

滑った際のフィーリングはそれぞれだと思いますので是非2/24からの岩岳試乗会にお越しください。

個人的に来季導入しようと思っているのは108です。

ハイシーズンの板としてはロングツーリングでVOILEのハイパーV8、ゲレンデや短めのハイクの際にS112という選択をしていますが、固い斜面なども出るコンディションでかつ102では太さ的に足りないかも、という状況がちょいちょいあります。

そんなわけでハイパーV8より剛性が高くてS112より軽いU108です。

ハイパーV8(176cm/1.4kg)にはPLUMのSUMMIT(565g)を乗せていますので、U108(173cm/1.64kg)にPIKA+ブレーキ(335g)でほぼ同じ重量となります。

アルパインの混じるロングツーリングやアーリー/レイトシーズンのパウダー板として最適な組み合わせになるでしょう。