来季VOILEは大きな変更はありません。

アメリカの関税が世間を賑わせていますが、VOILEはほぼ自社生産であるのと、一部ヨーロッパとアジアから資材を調達していますが、影響は軽微のため価格もスライドです。

スライドと言いつつ、スプリットボードのビンディングと130mmスキンは値下げします。

ライトスピード、130mmスキン、スパルタンの組み合わせだと税抜きで19万円弱になりますので、有名メーカーのスプリット1本より安くなります。

試してみたいかたは白馬OPや北海道のめぐみ雪さんのガイドツアーに申し込んで貰えれば試せます。もうシーズン終わってしまいますが。

スキーについてはMANTIにACEが出ます。

ハイパーシリーズはグラフィックチェンジです。下記のようにノーマルと同様な感じのグラフィックになります。

また、201テレマーク3ピンをアップデートして、Alpina Alaska 75mmに合うようにコバが少々低くなります。これにケーブルタイプも追加されます。

こんな時代ですが、VOILEは引き続きテレマークに注力しています。

PLUMはいろいろ変更です。

レースビンディングはステップインがしやすいようにアップデートされます。

ツアーモデルですが、PIKAが廃盤となって2モデルが追加されます。

SERAC(セラック)とKAIRN(ケルン)です。

現行のKARIBOUがトゥピースにバネを仕込んで4mm前方にスライドすることで板のたわみを損なわないシステムになっていますが、これをヒールピース側に設定しました。

クリアランス4mm+バネで4mm後方にずれるので、計8mmの余裕があることになります。

個人的にはKAIRNは待ち望んでいたモデルです。2段のヒールライザーに前圧と同等のシステムを搭載し、高剛性かつ軽量なモデルに仕上がっています。

ブレーキも現行のPIKA、OAZOと同様のモデルなので、トラブルも少ないでしょう。