17/18 Speedrail update

少し遅くなりましたが、先週17/18のSpeedrailの出荷を終えました。

昨年からのアップデートを簡単に。

DSC_0672.JPG

ツーリングブラケットのパーツが変更となります。左が昨年モデル、右が今年のモデルで、フックをひっかける部分が樹脂ではなく金属となります。K2のクイッカーなどでもこの部分が消耗することが多かったため、補強のためのアップデートです。

ただしウォークモードへの変更時はしっかりと雪を落とし、確実に押し込まないと破損等の原因となりますのでご注意ください。

DSC_0676.JPG

ヒールロックが追加されました。

DSC_0673.JPG

ヒールロック付きのクライミングサポートの他、現状のクライミングサポートをヒールロック付きにアップデートするベースパーツも別売りしています(写真右、1800円)。

ヒールロックはあくまで移動時の補助的なものです。全力でスキーモードで滑走するためのものではないのでご注意ください。

DSC_0674.JPG

ハイバックにストラップを通す穴が追加されました。堅い斜面のトラバース時など、足首を固定するためのものです。
また、ウォーク/ライド時のハイバックの角度調整がワンタッチで可能となりました。

17/18スピードレイルは下記の販売店様でご覧いただけます。

関東
bottomline(東京)、largo(東京)、Fjank(東京)、equip(湘南)、powdercompany(湘南)
甲信越
アルススポーツ(長野)、schneider(長野)、ウェスト三条(新潟)
東北
Removal(秋田)

細かいパーツなど、お取り扱い店さまにお問合せください。

Voile17/18 Ultra Vector

ultravector.jpgultravector-bc.jpg

来季のアップデートはスキーに関してはウルトラベクターのみとなります。
従来のベクターはカーボン・ファイバーシートを2枚使用していましたが、これを1枚とすることでよりしなやかなフレックスに調整、また、サイドカーブを小さくすることでカービング性能を高め、取り回しのよいモデルとなっています。

現状米国で最も人気が高いのはV6ですが、今回のアップデートによりウルトラベクターが主力となるであろうというのがVoile本社の見解です。

実際試乗会での評判も上々でした。
以前は北米の板というと堅い、重いといった印象の板が多かったように思いますが、昨今DPSやG3なども乗り味をマイルドに調整しており、北米全体のトレンドのようにも思えます。

Spec
core:Aspen

  • Ultra Vector
    171cm-127/94/111-R18.5
    177cm-130/96/114-R19.5
    184cm-133/98/116-R20
  • W’s Ultra Vector
    154cm-119/90/105-R16.5
    164cm-123/92/108-R18
  • Ultra Vector BC
    154cm-119/90/105-R16.5
    164cm-123/92/108-R18
    171cm-127/94/111-R18.5
    177cm-130/96/114-R19.5
    184cm-133/98/116-R20