Mythbuster:キャップの話

Voileのブログにキャップ構造に関する投稿が載っていましたので、ざっとご紹介します。

Cap Construction Myths Busted: Why Cap Contends – Voile

Cap Construction Myths Busted: Why Cap Contends
キャップ構造に関する神話を打ち砕く。なぜキャップはこんなに悪く言われるのか。


For years, the ski and board community has clung to outdated ideas about cap construction, stuck in the past when foam-core skis gave it a bad name. But times have changed, and so has the tech.The truth? Cap construction—when done right—creates skis and boards that are light, durable, and perform just as well as traditional sidewall construction.The issue? Most people first experience cap construction on budget rental skis and boards that neither ride well nor hold up to aggressive riding. This is why we’re here to take on the 3 biggest myths about cap construction to prove that it’s more than capable in any terrain.

何年もの間スキーやボードコミュニティーはキャップ構造に関する時代錯誤の考えに囚われてきた。それはすなわちかつてのフォームコアと同等のものと捉えていたからだ。しかし時代とともに技術も変わった。キャップ構造は適切に作られる限りにおいて、軽量で耐久性があり、かつサイドウォール構造(あえてサンドウィッチとは言いません)と同等のパフォーマンスを発揮するのだ。問題はどこにあるかというと、ほとんどの人は初めてスキーやスノーボードを行う際に安いキャップの板をレンタルする。そうした板は大体乗り味も良くないし、アグレッシブな滑りにも対応できないものだ。以下にキャップ構造に関する3つの神話を取り上げ、同時にキャップ構造がどんな斜面にも対応できるということを証明してみせよう。

Myth: Cap Construction is Cheap
Fact: Choosing cap construction isn’t about cutting costs—it’s about cutting weight.
The idea that cap construction is a budget option comes from mass-produced beginner skis and snowboards that used cheap materials and poor build quality. But Voile’s cap construction isn’t built that way.

We design our skis and splitboards with:

Full wood cores for strength and longevity
Fiberglass mounting patches to reinforce key stress points
Triaxial fiberglass for torsional stiffness and durability
Carbon weave reinforcement (except on the Spartan Splitboard, which ditches carbon for a more forgiving flex)

Pouring epoxy over a full wood core and fiberglass mounting patches during the layup process.
In fact, our cap construction skis and boards are lighter, just as strong, and perform better in the backcountry than many sidewall options on the market. If we were just trying to save money, we wouldn’t also build high-performance sidewall skis and boards—like the 2x Blister Best of Test-winning Skyline Splitboard and Backcountry Magazine Award-winning ACE skis. We know how to build sidewall gear—we just believe cap construction works really well when it comes to touring.

While other brands try to shave weight by thinning materials or compromising downhill performance, our cap construction keeps Voile skis and splitboards lightweight without sacrificing strength. It’s a performance-driven choice—not a cost-cutting one.

神話:キャップ構造は安い
事実:キャップ構造を選択する理由はコストではなく、軽量さである

キャップ構造が予算の理由で採用されるという考えは、安価な材料と工程によって大量生産される初心者向けのスキーやボードから生まれている。一方、Voileのスキーやボードはそのような考えでは作られていない。

Voileは以下のような考えでスキーとスノーボードをデザインしている。

・強度と耐久性を実現するウッドコア
・足元強化するためのグラスファイバーパッチ
・トーションと耐久性強化のための3軸のグラスファイバー
・(グラスファイバーに)カーボンを織り込むことでの補強(スパルタンにはカーボンは使用していません)
・各層を重ねていく段階でウッドコアとパッチにエポキシを塗り重ねて強化

これによりVOILEのスキーやスノーボードはバックカントリーにおいて他のサイドウォールの板よりも軽く、同様に強度があり、より使いやすくなっている。もしVoileが単純にコスト問題でキャップを選択しているのであれば、わざわざSkylineやAceといった板を作ったりはしない。我々はツーリングにおいてのキャップの優位性を信じているからこそキャップを選択しているのだ。

Myth: Cap Construction is not Durable
Fact: Voile cap construction skis and splitboards are built to take a beating.
Why Voile Cap Construction Holds Up:
Materials Matter – Unlike the foam-core cap skis of the ‘90s, Voile skis and splitboards use full wood cores—the same high-quality materials found in top-tier sidewall options. This means they have the same structural integrity and durability as any premium ski or splitboard on the market.
Stronger by Design – Cap construction wraps the top layer seamlessly over the core, reducing the chances of sidewall blowouts, which are a common failure point in sidewall boards when they take direct impacts. This design helps disperse impact forces evenly instead of concentrating them at the edges, preventing delamination.
Real-World Testing – Our team and riders like Aaron D have pushed Voile splitboards through some of the gnarliest terrain imaginable. From technical descents in remote ranges to long, grueling approaches where every ounce matters, our cap construction boards have proven their durability season after season.

Bottom line? Voile’s cap construction isn’t just durable—it’s built for the demands of serious backcountry riding.

神話:キャップ構造は耐久性がない
事実:Voileのキャップ構造は徹底的に強いのだ!

なぜVoileのキャップ構造は強いのか?以下に説明する。

素材:フォームコアではなく、他のサイドウォールの板の同様、ウッドコアを使用している。
耐久性のあるデザイン:キャップ構造はコアから上層までを完全に覆っている。これによりサイドウォールの破壊を防ぎ、エッジへのダメージを分散し、剥離を防いでいる。
様々な環境でのテスト:VチームのAaron Dはこれまでも極めて困難な状況下でVoileのスプリットボードを使用してきた。長いアプローチを経て、テクニカルな滑走を何シーズンにもわたって行ってきたが、Voileのスプリットボードはその耐久性を証明している。
(アーロンさんのインタビューは原文をご参照ください。ベンチャーとかジョーンズより軽いのに耐久性もあって反応も良くって、TGRの撮影でもご機嫌だぜ!みたいな内容です)

Myth: Cap Skis and Boards don’t perform well
Fact: the performance of any ski (cap or sidewall) is more about what’s under the hood.
If cap construction really couldn’t handle technical descents, steep lines, or variable conditions, we wouldn’t still be making it. And yet, year after year, Voile cap construction skis and splitboards continue to deliver top-tier downhill performance—while being lighter and more efficient on the uphill.

What Makes Voile Cap Construction Perform?
Precision Flex Patterns – Engineered for responsiveness and stability, giving you control in all conditions.
Balanced Torsional Stiffness – Delivers a smooth, predictable ride with the power to hold an edge when you need it most.
Seamless Energy Transfer – With no abrupt sidewall transition, cap construction creates a fluid, natural flex for consistent response throughout the ski or board.
Whether you’re navigating technical chutes, slashing through powder, or carving on firm snow, Voile cap construction delivers. At the end of the day, performance is about design and execution—not whether a board has cap or sidewall construction. And when it comes to backcountry riding, Voile’s cap construction proves itself where it matters most: in the mountains.

神話:キャップは乗り味が悪い
事実:板の性能はキャップかサイドウォールかの構造ではなく、足元の構造に左右される

もし本当にキャップ構造の板が難しい斜面をコントロールできないなら、Voileはとっくに作るのを止めている。事実は全く逆であり、Voileは何年もの間、優れたダウンヒル性能と軽量で効率的なアップヒル性能を持つキャップの板を作り続けている。

何故Voileのキャップ構造は優秀なのか?以下に説明する。
正確なフレックス:レスポンスと安定性を追求した構造により、どのようなコンディションでも滑走可能。
バランスのいいトーション:エッジに的確にパワーを伝え、スムーズな乗り味を実現。
シームレスなパワー伝達:サイドウォールが無いことにより、滑らかで自然なフレックス感を得ることが可能。
Voileのキャップ構造はテクニカルなシュートでもパウダーランでも、硬い斜面のカービングでも力を発揮する。
詰まるところ問題はキャップかサイドウォールか、ではなく、デザインとそれがもたらす結果である。Voileのキャップ構造はバックカントリーでこそその真価を発揮するのだ。

We Get It—Preferences Matter
And hey, we get it—riders have preferences. That’s why we offer a full-sidewall board (the Skyline) and hybrid-sidewall skis (the ACE series). While cap construction can go toe-to-toe with these other build styles, it does offer a different feel.

We’re not here to tell you cap is better than sidewall or hybrid construction—we’re just saying it’s on par, and there’s a good chance it’s exactly what you’ve been looking for. Every rider is different, and we respect that. But what we do know? Cap construction isn’t going anywhere—because it works.

Try It Yourself
Cap construction has been misunderstood for too long. But the reality is simple: when done right, it delivers lightweight efficiency, durability, and top-tier performance in the backcountry.

もちろん好みの問題はある。
滑り手には好みがあるから、Voileでもサイドウォールの板を作っている。実際、乗り味は変わってくる。

我々が言いたいのはキャップがサイドウォールやセミキャップより優れているということではなく、これも一つの選択肢である、ということだ。好みはひとそれぞれで、それは尊重している。しかしキャップ構造が無くなることはない、なぜなら優れているからだ。

是非試してみてください。キャップは長いこと誤解されてきた。しかし事実は単純、正しく作られれば、軽く、効率的で、耐久性もパフォーマンスも優れたバックカントリーに最適な道具となる。

2526UBACフルモデルチェンジ

来季約10年振りにUBACがフルモデルチェンジとなります。

コアもシェイプも全部変わります。

コアは今季のSLAP Liteと同じ、ポプラ&ポローニャミックスにカーボン&グラスファイバーのシートを組み合わせています。ノーマルSLAPよりもポローニャの割合が多い感じです。

一応セミキャップと言っていますが、現行モデルと違い、トップとテールにも、うすーくサイドウォールは入っています。

サイドカーブは現行モデルより大きく、キャンバーとロッカーは控えめに、足元は柔らかくトップとテールを固めに仕上げ、現行の乗りやすさはそのままにエッジグリップを強化し、高速域での安定性を強化しています。

重量についてはモデルにより現行から100gほど重くなっています。

modelweight24/25weight2526
UBAC89176cm/1.35kg176cm/1.3kg
UBAC95178cm/1.42kg178cm/1.43kg
UBAC102176cm/1.45kg175cm/1.51kg
UBAC112/108176cm/1.49kg173cm/1.64kg

来季で無くなってしまう112と新たに出る108との差が顕著です。

現行の112はこの太さではマーケットで最も軽い部類の板であり、柔らかく操作性のいい板です。一方、108はかなり走破性重視の剛性の高いモデルで、全然性格の違う板となっています。

ざっとスペックの説明はここまでにしておきます。

滑った際のフィーリングはそれぞれだと思いますので是非2/24からの岩岳試乗会にお越しください。

個人的に来季導入しようと思っているのは108です。

ハイシーズンの板としてはロングツーリングでVOILEのハイパーV8、ゲレンデや短めのハイクの際にS112という選択をしていますが、固い斜面なども出るコンディションでかつ102では太さ的に足りないかも、という状況がちょいちょいあります。

そんなわけでハイパーV8より剛性が高くてS112より軽いU108です。

ハイパーV8(176cm/1.4kg)にはPLUMのSUMMIT(565g)を乗せていますので、U108(173cm/1.64kg)にPIKA+ブレーキ(335g)でほぼ同じ重量となります。

アルパインの混じるロングツーリングやアーリー/レイトシーズンのパウダー板として最適な組み合わせになるでしょう。

Gold,SLAP,H112の話

最近ラッピーのスタッフさんから、「仲間内で未だに新井さんの不帰滑降動画を見る」という話をされ、ちょっと感慨深いものがあったので、少々長いですが昔話にお付き合いください。

ZAGの創業は2002年ですが、僕がZAGに出会ったのもちょうどその頃で、当時のフリーライドパウダー系の板はセンター84のBIGと93のGold、75のFR75というラインナップでした。SLAPが出るのはちょっと後です。

この3本の特徴は極端に太いトップとアーリーライズの形状で、ZAG的にはヨーロッパで一番最初にロッカーを作ったのはうちで、サ〇モンのBBRとかはうちのパクリだ!などと豪語しています(ハナホジ)。

センター的にはSLAPが100あったので一番太かったのですが、ロッカーも無く、割とキャンバーも強い板だったので、山スキーの板としてはGOLDが完成度も高かった印象です。

AKH君が引き継いだGOLD

ちなみに2006年のアラスカは新井はGOLD、自分はシュガーダディ、同行のAKH君はB3でした。いやー、時代を感じますなw。

その後程なくして出たのがH112で、ほどほどの重量ながら死ぬほど張りの強い板で、GOLDのしなやかな操作性とは真逆のGS板をただ太くしただけみたいだったそうで。なお、僕は乗ったことはありません。

AKIBAXが引き継いだH112

動画の不帰とか、不帰一峰とかはH112で滑ってるはずです。

このH112ですが、センターは102です。112はヨーロッパの緊急電話番号でHはHospital、要は突っ込んで怪我したら電話して病院逝けみたいな名前の板です。

2006年にZAGは一旦倒産してしまって、その後経営体制を変え、拠点をシャモニーに移してツーリングとフリーライドスキーに注力してきます。

«jX

2009年頃のSLAPMW、タマキスポーツで買いました。

余談ですが、この2006年に黒いカラスがシャモニに現れて、豊富な資金力を背景に一気にシェアを伸ばしたので、ZAGは悔しくて仕方ないんですね、「あんなのただのファッション板だ!」と、いつもディスっています(ハナホジ)。まあ日本ではそんなイメージもありますが、現地では往年の名女性クライマーのリヴ・サンゾをガイドとしてサポートしたりしていて、中々どうして本物な感じもあります。

話を戻すと、H112とSLAPはその後も進化しながら開発が続いていました。

新しくなったH112はPatrol(現Harfang)のシリーズに組み込まれ、ポプラコアのガチっと重い、どちらかと言えばゲレンデ寄りのフリーライドモデルになり、センターもしっかりと112になっています。まあゲレンデといってもヨーロッパだと十分死ねる斜面がたくさんあるみたいですから、リゾートスキーではないのですけど。

リミテッドでナース柄のモデルがあったことを知っている人はなかなかのマニアです。

ただ残念ながらH112は18/19モデルで終了、19/20ではH116に変わりましたが、これも今はなく、H106がHARFANGでは一番太い板となっています。

ではH112は幻の名機なのか、というと今もしっかりとその魂は引き継がれています。

そう、センター102のUBAC102が軽量なツアースキーとして進化したモデルと言えます。102はUBACシリーズの中では一番張りが強く、これをヌルチューンして乗りやすくしたのが112と95という位置づけです。

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つまりU102こそZAGがずっと育ててきたSteep Powder Quiverだとも言えます。

ちなみGOLDやBIGはどこに行ってしまったのかというと、H86、そして今季登場のMATAにしっかりとそのシェイプが受け継がれています。ちなみにMATAがカクカクした形状なのはZAGさんがアルペンスノーボーダーだったかららしいです。

さて、そんなU102ですが来季ガラッと変わってしまいます。どうなるんでしょうね。今季までのモデルは約10年続いた完成度の高いモデルなので、それはそれでとても貴重です。

112とかはあの太さであの軽量さでかつ見た目よりイージーな乗り味なので、これまた貴重です。ペツルのヘルメットにATKという界隈の皆さんには現行モデルがもしかしたら向いているかもしれません。

詳細は引き続き後日ということで。

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TTSのFAQ

VoileのサイトにTTSに関するFAQが掲載されました。

Voile TTS Transit Binding FAQ – Voile

ざっと、重要そうな部分だけ抜粋します。

Q:雪崩などの際に開放はされますか?

A:TTSそのものには開放機構はありません。ただしPLUMのトゥーピースを使用しているため、他のPLUM製品と同様には外れるでしょう。

(注:PLUMのトゥーピースには厳密には開放機構はありません。滑走時にはトゥーをロックしないことを推奨します。シビアな斜面を滑るときなど、開放すること自体が危険に繋がる時以外はロックしないでください。)

Q:ブーツの推奨はありますか?

A:おすすめは新しいTX-Proです。市場で最も軽量で優れたウォークモードを持つこのブーツはTTSと最も相性がよいと言えます。もし足型が合わなければ、Crispi Shiverも選択肢に入るでしょう。

古いモデルで言えば、Terminator X-Pro や 古いScarpa F1などもよいかもしれません。

Q:クランポンは含まれますか?

A:クランポンスロットのみ含まれます。クランポンは別売りです。

Q:ピボット位置の違いは?

A:ピボット位置が前に行くほど引きが弱く、後ろほど強くなります。一方で、足の下からカートリッジが出ているため、足の横からカートリッジが出る従来のビンディングよりも引きは強くなります。まず真ん中のポジションから始めて、自分にとって最適なポジションを探しましょう。

Q:NTN同様の強いビンディングと考えてよいでしょうか。

A:強いカートリッジならそう言えます。弱いカートリッジだとOutlawなどと比べてややトーションが弱く感じるでしょう。

Q:ウォークモードの際はカートリッジをどこに仕舞えばよいですか?

A:カートリッジを外してバックパックに入れれば重量は約半分(528g)になります。外さずにヒールライザーの後部に格納してワイヤーで抑えてもよいでしょう。

来季VOILEとTTSのメンテナンス

来季のVOILEに関する情報とTTSのメンテナンスに関する情報です。

先に大事なTTSのメンテナンスについて。

写真はPLUMのPIKAのトゥーピースになりますが、TTSのトゥーピースも同じものです。

PLUMのトゥーピースは左の写真のようにレバー裏側に2本のピンがあって、これをバネで繋いでいます。

レバー操作時に下(装着時に手前側)のピンが動くことによってレバーが動き、ロックされるのですが、グリースが切れるとこの動きが徐々に悪くなり、レバーが動かなくなったり、強引に動かそうとすると下側のピンが抜けたり、最悪レバーが折れたりします。

右がピンが抜けたあとの状態で、この状態になるとブーツを外すこともできなくなるので、定期的にこの部分にグリースアップして動きをよくしてあげてください。

さて、来季のVOILEですが、さすがに為替やら運賃の値上げやらが厳しく、若干の値上げをさせて頂きます。

スプリットボードのビンディングについては値下げとなっているので、詳しくは販売店にお問い合わせ下さい。

板についてですが、来季はベクターエースというモデルが出ます。

昨年出たチャージャーエースと同じコンストラクションと聞いていますが、インスタで見る限りサイドウォールはありません。詳しい情報が出たら改めてアップします。

そして昨年登場のTTSですが、若干の変更があります。

・TTS本体がクランポンスロット付属になり、クランポンにはスロットが付属しません。

・ソフトバージョンのカートリッジが出ます。

ソフトバージョンのカートリッジが出ることにより、TTSのカートリッジは下記4種になります。

1.ショート/レギュラー:スイッチバックと同じ硬さ

2.ショート/ソフト:ショートレギュラー(スイッチバック)より柔らかい

3.ロング/レギュラー:スイッチバックとX2の中間

4.ロング/ソフト:ロング/レギュラーとショート/レギュラーの中間

各カートリッジのTTSと交換用のカートリッジの在庫は持つ予定ですが、さすがに種類が多いので、一部の在庫がすぐ無くなってしまうかもしれません。

これ、というものが決まっていたら早めに販売店さんに予約をお願いします。

来季はロング/ソフトの試乗機を追加予定です。

来季ZAG

来季のZAGですが、SLAP Lite、MATAが追加される他はグラフィックチェンジなどもありません。

ただし、為替や送料の値上げの影響もあり、若干の値上げをさせていただきます。

※価格は税抜き

Adret 78165 / 170 / 176¥105,000
Adret 85 L 155 / 160 / 166 ¥110,000
Adret 85 166 / 172 / 178 ¥110,000
Ubac 89156 / 164 / 171 ¥95,000
Ubac 89 L171 / 176 / 183 ¥95,000
Ubac 95170 / 174 / 178 / 184 ¥100,000
Ubac 95 L158 / 164 / 170¥100,000
Ubac 102 164 / 170 / 176 / 184 / 188 ¥110,000
Ubac 112176 / 184 ¥120,000
H-86170 / 177 / 184 ¥85,000
H-86 L155 / 162 / 170 ¥85,000
H-96 L156 / 164 / 170¥95,000
H-96170 / 176 / 182 / 188 ¥95,000
H-106178 / 186 / 192 ¥100,000
S-JUNIOR137 / 147 / 157 / 167 ¥60,000
S-92 L160 / 166 ¥86,000
S-92173 / 178 / 185 ¥86,000
S-98173 / 180 / 187 ¥88,000
S-98 L 160 / 166 / 173 ¥88,000
S-104176 / 182 / 188 ¥100,000
S-104 L  164 / 170 ¥100,000
S-112176 / 182 / 188 ¥105,000
S-112 L  164 / 170 ¥105,000
SLAP LITE 104170/176/182/188¥110,000
SLAP LITE 104 + SKINS170/176/182/188¥135,000
MATA Ti163/168/172/178¥100,000
South Pole (orange) ¥11,000
North Pole Vario (yellow)                       ¥16,000
North Pole Vario (blue)                    ¥16,000

来季モデルのMATAはカービングスキーのモデルなので、詳細はPDFを御覧ください。

ここではSLAP Liteをご紹介します。

Slap LIteはSlap104の軽量ツアーモデルになります(ユニセックスですが、展開は170cmから)。

Slapはポローニャとポプラのミックスのコアにグラスファイバーのレイヤーを組み合わせた構造ですが、Slap Liteは軽量なポローニャの比率を高くし、UBACシリーズ同様のグラスファイバー&カーボンのレイヤーを組み合わせた構造となっています。

スペックとしてはU102とSLAP104の中間というところでしょうか。

重量とディメンションは下記の通りです。

170 : 133.5/103/122, R17, 1.56kg
176 : 134/103/123, R18.5, 1.62kg
182 : 136/104/125.2, R19, 1.71kg
188 : 137/104/126, R20, 1.82kg

U102がUBACシリーズの中でも張りの強い上級者モデルとなっている一方、SLAP104は操作性に優れたオールラウンドモデルですがロングツアーにはやや重い板となっています。

SLAP LiteはSLAP104の操作性を損なうことなく、軽量さも両立させた、バックカントリーのオールラウンドモデルと言えるでしょう。

価格は税抜き11万円、専用シール付きだと13.5万円となります。

興味のある方は来週まで早期予約を受け付けています。お店にお問い合わせください。