TTS届きました

TTSのデモボードと試乗用のペアが届きました。

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トゥーピースとハードワイヤーは写真のようなパーツで構成されます。

テレマークスキーヤーマガジンの動画ではSTS同様にクランポンスロットがついていましたが、実際の商品では黒いコの字のパーツでスロットのスペースをつぶしています。まぁハードワイヤーと干渉するので、この位置にクランポンはつけられませんね。

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ピボットは2か所、ベースは6穴です。資料ではボレーのトレードマークの6holeという説明だったので、てっきりヒールライザーの2穴も含めた6穴だと思ってましたが、スイッチバックの4穴プラス2穴の6穴です。ボレーのジグでいうとスイッチバックの4穴+3ピンのテール側の2穴を使用します。

https://www.voile.com/voile-binding-mounting-jig.html

トゥーピースの3穴の位置は固定なので他社のテックビンディングはマウントできません。

さて、実は試乗機についてはロッドの長さやピボットの位置を変更できるようにインビスにしようとしていましたが、どうやら難しいようです。

(※インビス化は全てのメーカーで非推奨です。PLの対象外ともなりますのでご了承ください)

真ん中の穴がトゥーピースで微妙に隠れます。トゥーピースを外せばいいのですが、樹脂パーツにビスを入れるので、何度も着脱しているとビス穴がバカになります。

とりあえずインビス化は諦めることになりそうですが、なるべく早めに試乗機を作ってお試し頂く場を作ることにします。

Voile TTS Binding

来季発売予定のTTSビンディングについて問い合わせも増えて参りましたので、ざっと簡単にご紹介します。

TTS(Telemark Tech System)は一部の愛好家が自作したり、ソルトレイクのとあるお店がVoileに依頼して作成していた製品で、テックピンとハードワイヤーを使用したビンディングです。

検索してみるといろんなタイプのビンディングが出てくると思いますが、どれもこれもガレージ臭の強い作りで、さすがアメリカだなあと感心します。

さて、そんな中ここ3年ほどVoileでは正式な自社製品としてこのTTSを出すという話が進んでいましたが、とうとう来季販売されることになりました。

ラインナップは下記の通りとなります。

TTS Stiff – Small 240-280mm
TTS Stiff – Medium 285-325mm
TTS Stiff – Large 320-360mm
TTS Tour – Small 240-280mm
TTS Tour – Medium 285-325mm
TTS Tour – Large 320-360mm
TTS Tour – Medium, Long Travel Cart. 305-350mm

上代は税抜き50,000円、重量はペアで1.13kg、ソールレングスとカートリッジの強さが異なります。

StiffはX2カートリッジ、Tourはスイッチバックカートリッジとなります。ちなみに最後のLong Travel Cartという商品は特にソールレングスの長い人向けに長いスイッチバックカートリッジを使用した商品ですので、ほぼ日本人には必要のないものかと思います。

商品の特徴ですがまだ実物が届いていないので、これまで出ているTTSのレビューから想像するに、セカンドヒールを使用していない以上、決してテンションの強いビンディングではないかと思います。どちらかというと軽快さやシンプルさゆえのトラブルの無さが特徴で、比較的軽量で細めの板に適合していると言えるでしょう。

来季早めに試乗機を作りますので、秀岳荘さんやカラファテさんの早期の試乗会で試して頂けたらと思います。

さて、続いて質問の多いピンについてご紹介します。今回は実物がないので今季発売されたスノーボード用のSTSビンディングでご説明します。

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ピンの開閉は手動となりますので、ステップインはできません。

ピンを固定した状態が下記の写真となります。

テックピンをロックした状態と同じく完全にロックされます。

誤解放についての質問がされますが、Voileではここ3年をかけてピンから開発を始め、その過程で先にSTSを販売しています。更に1年かけてTTSを販売するということを考えると十分なテストがされていると考えています。

次にウォークモード時のヒールですが、3ピンハードワイヤー同様、ライザーの後ろに、格納するのがベスト、というかそれ以外の方法はないでしょう。今回はロッドがU字のため、マウント後のロッドの着脱はできませんので。

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取付時にはお店とよく相談してください。

最後に、ピボットが2か所選べるようですが、これについては詳細確認中です。

しかし靴はどうすればいいのでしょうね。こればっかりはうちはビンディングメーカーなのでどうにもできないのですが、NTNブーツはカフも高くて剛性の強い靴が大きいので、このビンディングに合う軽快なものがあればいいのですが。

いっそTLT5のタンを外して使うとか。。。

皆様のアイデアありましたらお聞かせください。

PLUM D-Board

今期よりスプリットボード用の新商品が登場します。

PlumのD-Board。

ツーリングブラケットの下に装着することで滑走時の剛性感を高めるプレートです。

もちろんアルミの削り出しですので、製品自体の耐久性や剛性感も素晴らしい仕上がりとなっています。

若干マニアックな商品と思いましたが既にいくつか問い合わせを頂いています。

今期は在庫も限られているため、お早めにお近くの店舗にお問合せください。

Voile Nano strap

そろそろ冬物の問い合わせも増えて参りましたところで新商品のご紹介です。

先シーズン、資料だけでいまいち詳細な説明のなかったボレーのナノストラップシリーズを今回のアメリカ出張で入手して参りました。

従来のストラップよりも細い1.25㎝幅のストラップはマウンテンバイクの愛好家たちのアイデアにより生まれました。

キャンプにバックパッキング、トレイルランニングやMTBなど様々な場面で活躍するでしょう。

ちなみにアメリカではこんなサイトが盛り上がっていて、VOILEストラップも大人気のようです。

Home

長さは15㎝、22㎝、30cmの3サイズ展開、バックルはナイロンバックルのみ、色は従来品と同様の5色展開となっております。

なお、今年は入荷量と極めて少なくなっております。お早めにお店にお問合せください。

19/20ZAG

・UBACシリーズグラフィックチェンジ

 

今シーズン評価の高かったUBACシリーズは来季もシェイプは継続、グラフィックのみのチェンジとなります。

中でも人気のUBAC95の試乗機を白馬のラッピーさんに預けています。ご興味のある方は是非試乗してみてください。

白馬はまだまだ雪があります!

・SLAPグラフィックチェンジ

 

操作性の高いパウダーモデル、SLAPシリーズもほぼグラフィックチェンジのみ。

FWTのVerbierではZAGのライダーWadeckが見事トップを獲得しました。

https://www.freerideworldtour.com/rider/wadeck-gorak

 

・パトロールシリーズ刷新

 

パトロールシリーズが刷新。

特にH96は堅い斜面からパウダーまでオールラウンドに攻めれるモデルとなっています。

19/20 VOILE

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・名機ドリフターをポローニャコア、ダブルカーボンファイバーシートでリバイス。

・V-TAILも来季はハイパーシリーズ同様の構造を採用、より軽量モデルに。

・テック対応ブーツでの歩行が可能なスプリットボード用STSビンディング(滑走には別途VOILEのMTNプレートやPLUMのSOKなどのビンディングが必要です)

・2モードでの掘り出しが可能なホバックショベル

・短いナノシリーズストラップ

詳細は下記PDFをご参照ください。

Voile_New_19-20

19/20 PLUM

来季PLUMの新商品情報をアップします。

RACE120

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RACE150をより肉抜きしたモデルです。

OAZO6

OAZO6_orienté_gauche

今季の新商品OAZOの女性モデル。重量200g、DIN:水平4-10、垂直:6、軽量かつ操作性のよいツーリングモデルとなっています。

Summit7/12

 

現行モデルのYAKに替り、剛性の高いフリーライドモデルが登場します。ブレーキ、クライミングサポートの操作性がより向上。

また、現行のGUIDEシリーズはブレーキ対応がなくなるため、ブレーキが付くモデルはSUMMITとPIKAのみとなります。

ETERLOU

eterlou_profil_droit.jpg

ベースがFEYANと同じ肉抜きのされたものとなり軽量化(744g)、サイズ展開が3サイズとなりました(これに伴い女性モデルは廃盤)。

FEYANのカーボンハイバックが強すぎるというユーザーに最適なモデルとなっています。

18/19 Voile Hyper series

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18/19より軽量なハイパーシリーズが追加されます。

現行モデルのシェイプをそのままに、コアをポローニャに変更することで、1/2で各モデル200~300gの軽量化を実現しています。

また、従来モデルに一枚カーボンシートを追加しているため、やや張りの強い設定となっています。

対象モデルは、V8, V6, V6BC, Hyper charger, Wms Hyper charger, Hyper vector, Wms Hyper vector, Hyper vector BC, また、スプリットボードではSpartan ascentがリリースされます。

今週末より開催されるICIカスタムフェアにて一部モデルをご覧いただけます。

詳細は下記の資料をご覧ください。

Voile Preview 1819

Voile&ZAG18/19

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まだシーズン中ですのでさらっとご紹介。

来季Voileですが軽量モデルが追加されます。現状のObjective、Revelatorと同じコンストラクションになりますので、片足200-300g軽量となりますが、その分張りが出ます。

ZAGはUBAC以外は基本グラフィックチェンジ。
UBAC95はよりイージーに、UBAC102(現105)はより強い板に。

今季と来季どちらが好きかは個人の好みですので、新しいもの=進化ではありませんので。

乗り比べができる最後のチャンスは今月末の苗場フソウグループ試乗会です。

PLUM18/19

さて、今更の報告ですが来季よりフランスのPLUMビンディングの取り扱いを開始します。

https://www.fixation-plum.com

ジュネーヴとシャモニの中間に精密機械や金属加工を行う工場が集積している一台工業地帯があり、PLUMの母体であるFelisaz社はここで50年に渡り金属加工を行っている企業です。

約10年前、ディナフィット社のパテントが切れる少し前からテックビンディングの開発に参入、製品の販売から既に10年がたち、現在ではシャモニのガイドからの信頼も厚いブランドとして育っています。

また、3年前よりスプリットボードビンディングの開発にも参入し、こちらも有名ライダーも使用する信頼度の高い製品となっています。

PLUMの特徴はネジ以外のすべての部品を自社でCNCによる削り出しで製造しており、更にその部品のほぼ全てが一本のアルミ柱から削り出されていることにあります。
圧倒的な剛性感と部品の精度・強度と軽量さのバランスは他のブランドの追随を許しません。
以下、代表モデルのご紹介。

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左から、YAK、GUIDE、PIKA、OAZOとなります。

YAK

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ストッパー付き価格:84,000円
ストッパー付き1/2重量:550g

PLUMで最も剛性感の強いフリーライドモデル。解放値は7-14、幅広のベースはセンター幅95㎜以上の板にのみ対応します。PLUMの特性である剛性感にこの幅広のベースは従来のテックビンディングに満足できない力強いスキーヤーの要求をきっと満たすでしょう。

GUIDE

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ストッパー無し価格:63,000円(ストッパーは別売12,000円)
ストッパー無し重量:345g

PLUMの最も標準的、代表的なツアー・フリーライドモデルです。
見た目と構造は数世代前のスピー〇ラディ〇ルと全く同じですが、このヒールサポートの高さは魅力ではないでしょうか。
また、このモデルには女性専用モデルがあるのも特徴的です。
GUIDE XS
https://www.fixation-plum.com/en/nos-fixations-guide/3020-guide-xs.html
来季はGuide7という名称となりますが、トウピースのバネが弱いことに加え、ヒールピースも解放値が3-7と弱く、握力の弱い女性でもウォークモードの切替が容易です。
さすがフランス。カナダとは違う。

ところでPLUMはレース99を除く全ての製品でヒールピースの一部に樹脂パーツを使用しています。
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写真のヒールブロックの黒いパーツは樹脂ですが、POMCという非常に硬質の樹脂を使用し、さらにそれをCNCで削り出しています。この部分にアルミを使用すると割れるため、最低限の弾力性が必要とされるためですが、それでもこのPOMCは他社の樹脂パーツと比べて圧倒的に硬質な素材となっています。

PIKA
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ストッパー無し価格:68,000(ストッパーは別売12,000円)
ストッパー無し重量:280g


GUIDEを更に肉抜きして軽量化したモデル。ヒールサポートの素早い切替が可能です。
そしてPIKAの特徴なのですが、GUIDEや他社モデルと比べてヒールの遊びがありません。
これは触ってもらわないとなかなか説明が難しいのですが、通常ヒールは多少左右への遊びを持たせていますが、PIKAについてはこれがなく、軽量で柔らかい板との組み合わせでも、たわみやねじれによる誤解放を防ぎます。
一方、外れずらいってことです。

OAZO

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価格:62,000円(ストッパー設定なし)
重量:200g

レースモデルにインスパイアされたツーリングモデル。
エクス〇ディションやスー〇ーライ〇と違うものを使いたいならこれ。
もちろんヒールブロック以外全部アルミなので、頑丈さは保証。

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ヒールは前後1㎝ずつ調整可能、解放値は縦は8で固定、横は4-10で調整可能。
歩行モードは3段階。

ベースはレースモデルと同様細めなのでセンター80㎜前後の細い板向けですが、軽量なツアーモデルとして使用するもよし、Voileのオブジェクティブみたいな先割れ板につけて栂池のナイト草レースに出るもよし、いろいろな遊びが広がるビンディングです。

さてさて、いかがでしょうか。PLUM。
しばらく代理店が不在でしたが、その間にとても魅力的な商品が登場し、さらに品質も上がって近年ではトラブルは極めて少なくなっています。

一方、PLUMは全モデル前圧無し。クラシカルな4㎜ギャップ構造です。
ちょっとだけ補足しておきますと、
前圧=安全な解放 は成り立ちますが、
前圧=剛性感 は必ずしも成り立ちません。
剛性感は各パーツがどのような素材で作られているか、それぞれの精度はどうか、解放の仕組みといった要素も複雑に絡むので、パーツが増えれば増えるほど剛性感は失われるかもしれません。
また、当然の問題として重量と破損やトラブルの可能性も高まるでしょう。

4㎜ギャップ構造は現在でもディナフィットの代表モデルで使用されていますし、信頼性に問題があるわけではありません。
前圧付きモデルを選ぶか、シンプルなモデルを選ぶかは各スキーヤーの技量や考え方次第でしょう。

個人的にはSimple, Solid, Backcountryです。

そうそう、来季はStrandsとしての初年度ですので、取り扱い店舗様と在庫などは限定されます。
気になる方は近くのお店にレッツゴーです。